山根彰正
Akimasa Yamane
山根彰正
住所
東京都中央区日本橋大伝馬町12-4 レイフォリア5F
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コメント
備前焼の伝統を誇りに思うと共に、他の物との融合や窯の炎との挑戦が奥深い。
素朴な風景や多彩な色の作品を表現していきたい。
陶暦
初代人間国宝 金重陶陽先生の直弟子である西川政美先生に師事し、平成二年に伊部池の上に築窯する
姫路市ギャラリーこーまにて初窯展
平成三年 東京 ホテルニューオータニにて披露パーティー
1997 ビエンナーレ焼き締め展 入選
1999 東京都立美術館にて日輝展 三作品入選
2000 東京都立美術館にて日輝展 二作品入選
2001 東京都立美術館にて日輝展 三作品入選
2002 東京都立美術館にて日輝展 一作品入選
2003 サントリー株式会社 ウイスキー<響>備前焼容器製作
サントリー山崎蒸留所にて日本の陶器では初めてウイスキー<響>をいれた
2005 九州福岡国際会議場にて展示会
北九州プリンスアリーナにて展示会
玄画会 菊花賞受賞作品を岡山県立美術館・広島県福山市美術館・香川県高松市にて展示会
2008 上海国際機場賓館に展示 玄画会入賞
2009 北京二十一世紀飯店にて展示会
2010 上海画家彭鳴亮氏と共同製作
2012 上海 陸康氏・楊忠明氏と合作
2013 上海図書館にて毛沢東誕生一二○周年記念展に毛沢東詩句を陶板製作し参加展示
2014 上海市静安区にて展示会
上海世博展覧館に記念展示会
2015 上海・華東師範大学の特別教授に認定
中国・蘇州市の拙政園(世界遺産古典庭園・中国四大庭園の一つ)にて展示会
蘇州国際アート博覧会展示会
2017 四條中納言山蔭嫡流 四條司家御料備前火焔窯認定証を拝命
曜変天目について
曜変天目
もともとは中国・南宋の時代に禅僧たちが愛用していた茶碗の形式で、日本には鎌倉時代に伝来しました。多くは黒や褐色系の釉薬を使った茶碗で、光の反射で変化する「曜変」や「油滴」などの美しい斑紋をもつものが有名です。現在は日本の国宝となっている曜変天目茶碗が存在します。
無釉曜変天目
通常の曜変天目茶碗には釉薬が施されますが、無釉曜変天目はその名の通り釉薬を一切使わずに焼成します。土そのものの力と炎の作用だけで光沢や模様を引き出しているのです。
無釉で曜変のような効果をだすのは極めて難易度が高く再現性が低いとされています。使う土の質や焼成技術、窯の癖を見極める経験が求められます。
炎の流れや酸素の量など、焼成中の環境により毎回異なる表情を見せるため、すべてが一点物です。
曜変天目の持つ宇宙のような景色と無釉という大胆で研ぎ澄まされた表現の融合
それは静けさと力強さを合わせ持つ美の極致
ただの「美しさ」ではなく、そこに宿る精神性や時間の蓄積、そして作り手の魂
一椀に宿る宇宙のような光彩は、見る者の心を深く揺さぶります。
ストーリー

曜変天目とは
曜変天目とは茶碗に玉虫色の曜変が生じた特別な焼き物で、その美しさから世界中の陶芸家が再現を試みましたが 850年を経た現在に至るまで再現を成し得た陶芸家は一人もいませんでした。

世界初の製造法
しかし、備前焼きの陶芸家 山根彰正が施釉でも難しい曜変天目を、一切施釉をせずに作り出すという、全世界の焼き物の歴史上初めての快挙を成し遂げました。

皇族による評価
この技法をいち早く評価されたのが、皇族の四條司家です。この技法は日本の宝であり今後もより一層の研鑽を望むとして、四條司家より、四條中納言山蔭嫡流 四條司家御料備前火焔窯の栄誉と称号を拝命致しました。

作品の特殊性
山根彰正が作り出す作品は、その技法の特殊性の為、完品率が非常に低く、それ故に希少価値が高い作品です。恐らく、この先 100年は世界で出てくることのない技術であると言われています。
釉薬あり・なしの比較
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